脱毛サロン経営の5つのポイントと注意点

近年、脱毛サロンが次々に増え、競争が激しい業界となるなか、脱毛サロン経営において、
「集客や売上が伸びない」などと悩まれているオーナー様もいると思います。
また、「未経験でも脱毛サロン開業できる?」「何から準備をしたらいいのか分からない」、
「脱毛サロンを成功させるためのポイントは何?」と疑問に思う方も多いでしょう。
今回は、脱毛サロン経営を成功させるためのポイントや、失敗しないために注意すべきことなどについて解説していきます。

最大のポイントは業務用脱毛機選び

脱毛機選びの比較

業務用脱毛機器は、脱毛サロン経営に不可欠な、いわば商品です。使わない日はない高額なものだからこそ、慎重に選ぶ必要があります。
業務用脱毛機の選び方についてはこちらの記事に詳しく書いていますので、ぜひ参考にしてみてください。

簡単にこちらでも説明します。
業務用脱毛機の価格は、まず大きさに比例しています。また、その機器の大きさは安全性に比例しています。そのため、決して機器本体の価格が安いという理由だけで選ばないようにすることが注意点となります。

選ぶうえでの着目ポイントは以下の通りです。

・機器本体の価格
・1ショットあたりの価格
・脱毛以外のメニューができる機器かどうか
・導入後のサポート体制の充実度
・パルス幅
・総電力数

脱毛サロンの経営方針、サロンのコンセプトを明確化

サロン開業のコンセプト

脱毛サロンをなんとなく経営することはNGです。
「どんな脱毛サロンにしたいのか」「何を強みとした脱毛サロンなのか」考えてください。
近年は、「脱毛=女性」の概念はほとんどなくなり、男性もメンズ脱毛をする人が増えました。
客層が広がった分、競合も増えていますので、コンセプトをしっかりと定めましょう。

そのコンセプトを決めたうえで、競合他社に負けないための、あなたのサロンだけの強みを持っていたらより強くなります。

【そのサロンだけの強み、サロンベネフィットの例】
・年中無休
・予約が取りやすい
・アクセスが良い
・店内が広々していて、リラックスできる
・脱毛以外にもエステメニュー豊富なため、同時に施術可能 など


また、目標や夢を明確に設定することもポイントです。
これは、脱毛サロンに限ったことではありませんが、月間売上目標や年間売上目標など具体的な数字目標を設定しておくことも基本的なことです。

脱毛サロンのコンセプトの設定方法

では、どのようにしてコンセプトを固めていけばいいか説明します。

まず、近年「メンズ脱毛専門店」や「女性限定」のサロンもありますので、
男女の性別を問わない脱毛サロンにしたいのか、それとも男性、もしくは、女性に特化したサロンにしたいのかを決めましょう。
その上でどのようなサロンにしたいかのイメージを考えます。

まず、どんなお客様に来店していただきたいかの「具体的なペルソナ像」を決めます。
ペルソナとは、20代〜30代などのいわゆるターゲット層より具体化された顧客像のことです。
例:IT会社勤務 山田花子さん26歳。脱毛あり。しかし、約1年前に通っていたサロンで皮膚トラブル。
できるだけ痛くない脱毛を受けたい。平日は通うことが不可能なため、土日に通えるサロンを探し中。

ペルソナは、性別や年代、職業、収入、趣味などに着目することがポイントです。

1人のペルソナ像を設定することができたら、顧客の「悩み」となる部分を考えることができます。
顧客はどんなことを必要としているのか、何に悩んでいるのかを考えることを習慣にすることができれば理想的です。

初期費用としてかかるもの

サロン開業の初期費用

脱毛サロンを開業することが決まったら、初期費用に見通しを立てましょう。

脱毛サロン開業に必要な初期費用は以下の通りです。

・物件費用(施術部屋)
・内装費用、外装費用(自宅以外で開業する場合)
・業務用脱毛機器の導入費用
・施術ベッドや冷却タオル、などの備品・消耗品の準備費用
・洗濯機や冷蔵庫(冷却タオルを使用時)などの家電製品の導入費用

運転資金としてかかるもの

運転資金とは、通常営業を行うためにかかる費用のことで、家賃や人件費、電気代、光熱費などです。

開業資金など初期費用につきましては、今後助成金などお役に立つ情報も発信する予定です。

脱毛サロンの経営場所・物件選び

サロン開業物件選び

脱毛サロンを経営するうえで、その場所や物件も非常に重要になってきます。
まずは、脱毛サロンの経営コンセプトが固まってきたら、どんな場所が集客しやすいかを重点に考えましょう。

立地で見るべきポイント

良いなと思えた場所や物件の候補が絞れてきたら、近辺に競合サロンがあるか調査しましょう。
サロンが複数見つかったら、価格の設定の見直し、メニューの見直しを丁寧に行うことがポイントです。

初期費用を大幅に抑えたい人は「自宅サロン」もおすすめ

自宅サロンは、家賃がかからないので、最初は自宅サロンから始める人もいます。
特に最近脱毛サロンが続々と増えているのは、自宅で気軽に始められるという理由もあります。
開業費用や運営費用を抑えられることは、脱毛サロンを開業するメリットといえます。

未経験でも開業可能

未経験でも脱毛サロンは開業可能です、なぜなら、脱毛サロンを経営するのに、必要な比較がないからです。
ただし、専門的な知識は事前に入れていた方がいいに越したことはありません。

以下については、じっくりと時間をかけて学んでも決して無駄ではありません。

・経営ノウハウ
・集客方法の勉強
・認定脱毛士(資格取得に向けた勉強)

医療用脱毛機器を使用するのは医師免許のある人のみですので、光脱毛に限り、未経験・無資格でも開業可能となります。
また、一度も脱毛サロンやエステサロンに勤務したことのない人は、いきなり脱毛サロンを開業しようとするのは、現実的に厳しいです。
不可能とは言い切ることができませんが、そのような人は、一度脱毛サロンに就職して経験を重ねることも1つの手段です。

サロン経営に向いている人の特徴

サロン経営に向いている人

未経験でも、脱毛サロンを開業・経営することは可能ですが、より楽しく、長く経営を続けていくために向いている人の特徴をここでお伝えします。

・接客が好きな人
・人と関わることが好きな人
・美意識が高い人、美容が好きな人
・忍耐力のある人
・チャレンジ精神のある人

脱毛サロン成功のポイントとは?

脱毛サロン成功のポイント

脱毛サロンを成功させるためには、「回転率・コスパ・メニューの豊富さ」がカギとなってきます。
お気づきの方もいるかもしれませんが、この3点に関して、全て業務用脱毛機次第で大きく変わってきます。

脱毛サロン経営の失敗例

脱毛サロン営業失敗例

脱毛サロン経営で一番大事なことは安全に行えるかどうかです。
いかに脱毛効果を感じられる良い脱毛機でも、火傷した、痛みを感じた、肌トラブルがひどい、など
安全面に関わることに非があると、顧客が離れるどころか、一気に経営自体が危うくなります。

また、施術漏れがあったり、居心地が良くない、清潔感がない、予約を取りづらい、アクセスが悪いなど、顧客が離れる理由は意外とささいな理由が多いです。

脱毛機選びで失敗

前述で、業務用脱毛機選びが非常に重要だと述べましたが、どんな脱毛機を選んだら失敗してしまう可能性が上がるのか説明します。

脱毛機選びの失敗例
・中古の脱毛機を選ぶ →失敗例:導入後すぐに故障し、サロン経営がストップ
・コスパが悪い脱毛機 →失敗例:集客もできず、導入費用や運転資金ばかりがかさみ閉店
・価格の安さにとらわれ、安全性にかけている脱毛機を選ぶ
      →失敗例:施術後、お客様が火傷の症状を訴えてきた

これらの他にも、注意して選ばないと思わぬトラブルになりかねません。脱毛機選びは慎重に行いましょう。

メーカー選びで失敗

脱毛機の販売会社は数多くありますが、業務用脱毛機が高性能でハイパワーでも、サポートが伴っていなければ、サロン経営にも影響を及ぼしてしまいます。

まとめ

今回は、脱毛サロン経営のポイントやその注意点などについて説明しました。
脱毛サロンを経営することとして、第一に、必要とされる知識や経験は多く持っていた方がいいこと、また、どんな業務用脱毛機を選ぶかが最大のポイントとなります。

脱毛サロン経営に関することは、この記事だけでは説明しきれないことも多くあります。今後関連記事を出していきますので、引き続き参考にしていただけると嬉しいです。

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